生花のような色や触感を、数年間保ち続けるプリザーブドフラワーは、結婚祝いや開店祝い、誕生日などのギフトに欠かせません。ギフトに適したデザイン例や、プリザーブドフラワーが購入できる人気のお店をチェックしましょう。
プリザーブドフラワーはどう作られる?
プリザーブドフラワーは、生花に特殊加工をほどこしたもので『枯れない魔法の花』ともよばれています。1987年にフランスのヴェルモンド社によって発表されたこの技術は、いったいどんなものなのでしょうか?
加工の手順
プリザーブドフラワーの加工は以下のステップで行います。
- 生花の脱水・脱色
- 着色
- 乾燥
まず、エタノールに生花を浸し、水分と色素を抜いた後、生花に染料とグリセリンを吸わせます。グリセリンを含ませることで、花の質感を柔らかく保つことができるのです。
着色された花を消毒用エタノールですすぎ、2日間ほど乾燥材の入った容器に入れて乾燥させると完成です。
プリザーブドフラワーは茎が長くないため、アレンジメントをつくるときはワイヤーなどに刺して固定します。
花材の主な種類
特殊液や加工が適さない繊細な花もあるため、全ての花がプリザーブドフラワーの花材になるわけではありません。
主な花材としては、バラ・ガーベラ・カーネーション・アジサイ・トルコキキョウ・ダリアなどが挙げられます。
なかでも最も多く使われるのが『バラ』です。高芯咲きや平咲きなど、1種類でも咲き方にさまざまなバリエーションがあり、アレンジメントに取りいれると華やかさが増すでしょう。
プリザーブドフラワーのギフト例

プリザーブドフラワーのデザインの中でも、定番といわれるのが『フラワーボックス』です。メインとなる商品にプリザーブドフラワーを添える『ギフトセット』は相手が男性の場合でも喜ばれるでしょう。
フラワーボックス
フラワーボックスは、プリザーブドフラワーの定番の形です。たくさんの花がギュッと凝縮されているので、開けたときにサプライズ感があります。
立てた状態でも、ねかせた状態でも飾れるタイプが多いです。透明なガラスボックスにすれば、高級感が演出できるでしょう。
グラデーションにしたり、左右対称にしたりとさまざまなデザインが楽しめるのも魅力です。
ギフトセット
花とギフトのセットは、贈り物にすると非常に喜ばれるアイテムの1つです。
お酒が好きな人への贈りものにはワイン、クリスマスプレゼントにはマフラーなど、相手の好みに合わせたギフトを選び、花はギフトを引き立たせるように控えめに添えます。
プリザーブドフラワーは小さなボックスに入れたり、クリアケースに入れたりして、単独でも飾れるようにするとよいでしょう。
シーン別のおすすめデザイン

プリザーブドフラワーは、結婚祝い・誕生日・開業祝いなど、さまざまな場面で活躍してくれます。シーン別に合った素敵なデザインで、相手を喜ばせたいですね。
結婚のお祝いに
結婚を迎えた2人へのお祝いには、幸せを感じさせるような色合いやモチーフのプリザーブドフラワーを贈りましょう。
ハート型のボックスを選んだり、花材にピンクやホワイトなどのふんわりとした色味を用いたりするのもおすすめです。花材の定番はバラですが、華やかさや可憐さを演出するならアジサイを添えるとよいでしょう。
海外には新郎新婦の永遠の幸せを願い、ブルーのものを贈る習慣があります。淡いブルーのプリザーブドフラワーをあしらったギフトも喜ばれそうですね。
スイートなイメージの『ガラスドーム』や、2人の幸せな写真を飾る『フォトフレーム』、2人の時間を刻む『花時計』などは、プリザーブドフラワーとの相性が抜群です。
喜寿や百寿などのお祝いに
年配者へのお祝いには、相手のイメージに合わせたデザインを選びましょう。器や花材に和のエッセンスを加えると、和室にも洋室にも飾れます。
古希・喜寿のお祝いには『紫』、傘寿・米寿は『黄色』、百寿は『白』の品物を贈るのがよいとされています。家族へのプレゼントであれば、相手が好きな色をあわせて仕上げるのも素敵ですね。
フォトフレームや時計などの実用的なアイテムに、プリザーブドフラワーを添えるのもおすすめです。
開店や開業のお祝いに
開店・開業祝いのプリザーブドフラワーには、年代・世代を問わず好まれ、かつ空間を明るく華やかにしてくれる色やデザインがよいでしょう。
飲食店や美容院などの水場がある店舗には、湿気やホコリから花を守るドーム型のデザインがおすすめです。大型サイズのものなら「開業御祝」と書いた立札を立てることもできます。
東京で購入先としておすすめのお店

東京都内でプリザーブドフラワーが購入できる人気店をピックアップしています。店ごとにテイストが異なるので、店舗に足を運び、店の雰囲気や商品を比較してみるのはいかがでしょうか。
文京区のGREEN ROAD
生花のアレンジメントからプリザーブドフラワーのギフトまで豊富な品揃えと、きめ細やかなサービスが魅力のお店です。
優しい雰囲気のアンティークローズやシックなオールドローズなど、大人の女性にぴったりのプリザーブドフラワーが多数あります。
花材や色はリクエストが可能なので、世界に1つだけのアレンジができるでしょう。
オンラインショップでギフトを注文した際は、相手先に納品した画像をメールで送ってくれるサービスも行っています。
- 店舗:GREEN ROAD(グリーンロード)
- 住所:東京都文京区根津1丁目26-5 朝日八重垣マンション104
- 電話番号:03-3824-5291
- 営業時間:9:30~19:00
- 定休日:お正月を除き年中無休
- 公式HP
池袋はじめ店舗の多い日比谷花壇
東京都内に32店舗を展開する日比谷花壇には、季節やシチュエーションに合わせたフラワーギフトが揃います。
ワインやチョコレートなど、花材だけでなくさまざまな小物と組み合わせたプリザーブドフラワーが人気で、贈る相手の喜ぶ顔が思い浮かびますね。
そのほかにも、誕生石をモチーフにした『バースストーンアレンジメント』や『オルゴールフラワー』など、他にはない個性あるギフトが見つかるでしょう。
- 店舗:日比谷花壇 日比谷公園店
- 住所:東京都千代田区日比谷公園1-1
- 電話番号:03-3501-8783
- 営業時間:平日 9:00~19:00、土日・祝 9:00~18:00
- 定休日:12月29日~1月3日(1月は10時開店)
- 公式HP
有名店ならニコライバーグマン
ニコライバーグマンは、北欧のセンスと日本の感性をミックスさせた、斬新で洗練されたデザインが好評です。
プリザーブドフラワーボックスは、シンプルな黒のボックスに、お花畑のように鮮やかな花をちりばめた作品で、相手のイメージに合わせた数種類の中から選べます。
どのショップも洗練されたデザイン性の高いディスプレイで、見ているだけでもワクワクするでしょう。
- 店舗:ニコライ バーグマン フラッグシップ ストア
- 住所:東京都港区南青山5-7-2
- 電話番号:03-5464-0743
- 営業時間:10:00~20:00
- 定休日:毎月第1月曜
- 公式HP
地方で購入先としておすすめのお店

地元で愛されるフラワーショップには、その店にしかない魅力やサービスがたくさんあります。名古屋・大阪・広島を代表する人気のフラワーショップをピックアップして紹介します。
名古屋のフラワーショップ つくし
名古屋市天白区のJR植田駅の近くにあるフラワーショップで、花束やアレンジメント、プリザーブドフラワーのほかに、特殊な方法で色付けされた生花のバラ『レインボーローズ』の取り扱いもあります。
『Box入りプリザーブ・ド・フラワー』や『プリザーブ・ド・フラワーのフォトフレーム』は大切な記念日や誕生日のプレゼントにぴったりです。
- 店舗:フラワーショップつくし
- 住所:愛知県名古屋市天白区植田1-1806ユニーブル第7植田1F
- 電話番号:052-807-7583
- 営業時間:10:00~21:00
- 公式HP
大阪の堂島花壇
昭和59年創業で、地下鉄・渡辺橋駅より徒歩5分以内の好立地にあります。プリザーブドフラワーは常時200種類以上の品揃えを誇り、世界に1つだけのオーダーメイドも可能です。
大輪のバラをガラスドームに閉じ込めた『Amour』、シンデレラのガラスの靴をアレンジした『ハイヒール』など、女性の心をつかむロマンチックなプリザーブドフラワーが多数揃います。
メッセージカード・ラッピングは無料で、ギフトの場合は、贈り先に配達完了後に、メールで画像を送ってくれますよ。
- 店舗:堂島花壇
- 住所:大阪府大阪市北区堂島浜1-4-17 田中ビル1F
- 電話番号:06-6346-2387
- 営業時間:平日 11:00~20:00、土 11:00~19:00
- 定休日:日曜・祝日
- 公式HP
広島のFleur d' KARIN
インテリアコーディネーターが在籍する人気のフラワーショップで、空間に合わせた花選びをサポートしてくれます。
花だけでなく、センスのよい雑貨・小物も取り扱っているので、ギフト選びに迷ったら足を運んでみましょう。キュートからシックまで、要望に応えたアレンジメントやラッピングが好評です。
フラワーデザインやプリザーブドフラワーのレッスンを定期的に開催しているので、自分でプリザーブドフラワーを手作りしてみたい人も必見のお店ですよ。
- 店舗:Fleur d' KARIN
- 住所:広島県広島市西区草津新町2-5-13
- 電話番号:082-270-2121
- 営業時間:9:00~19:00
- 定休日:第2・第4火曜日(変動あり)、お盆休み、お正月休み
- 公式HP
まとめ
プリザーブドフラワーは加工に繊細さが必要なうえ、花材も限られています。自分で作る人もいますが、ギフトにする場合は、フラワーショップなどの専門店で購入するのがおすすめです。
フラワーボックスやドーム型などは定番中の定番ですが、中に入れる花の色や配置を変えれば、他の人と被ることも少ないでしょう。生花のように水を必要としないため、遠方への輸送にも適しています。


